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「NHK」に関する記事

「デジタルネイティブ 次代を変える若者たちの肖像」を読みました。

こんにちは。アスクの大原です。

以前、「「デジタルネイティブ ~次代を変える若者たち~」を観ました。」という記事でご紹介したNHKのスペシャル番組の書籍版、「デジタルネイティブ 次代を変える若者たちの肖像」を読みました。

デジタルネイティブとは、ネットコミュニティを自由自在に使い、不特定多数の人々と瞬時につながることで、新しい事業や組織を次々と作りだしている若者たちのことです。彼らは、インターネットが自分のすぐ横にあることが当たり前と感じていて、インターネットの世界と現実の世界を分けて考えません。「仮想と現実」という区別はなく、「すべてが現実」と考えるデジタルネイティブは旧世代とは感覚がそもそも違う考え方を持つ存在です。

この本には、そんなデジタルネイティブたちのリアルな姿が描かれていて、とても興味深かったのですが、ここではこれから企業がデジタルネイティブをどうとらえるべきかというところに絞ってご紹介しましょう。気になった部分を少し長いですが、引用します。

この世代が会社に入ってくるとき、私たちは、彼らにとっての『基本』を与えなければなりません。彼らの基本は、私たちが考える基本と大きく異なります。

今多くの企業がフェイスブックへのアクセスを禁じていると思います。フェイスブックを眺めて時間を無駄使いしていることが問題だと思うからです。

しかし、それは大きな誤りです。才能豊かな社員を雇いたいなら、少なくとも彼らが自宅でできることを、会社でもできるようにしなければなりません。彼らはフェイスブック上に豊かなネットワークを持っているからです。

デジタルネイティブを雇うということは、その人だけを雇うのではなく、コミュニティ全体を雇う気持ちでいなくてはなりません。

とにかく、古い概念を押しつけるということでは、デジタルネイティブの良い部分を殺すだけだということです。別にデジタルネイティブに迎合する必要はないでしょうが、彼らがこれまでの人たちとは違う感覚を持っているということをきちんと理解して、それをうまく活かす方向に会社という組織を変えていけるかどうか、それが重要でしょう。

そうでなければ、デジタルネイティブの力を活かせないというだけでなく、会社が見捨てられてしまうということになるでしょう。昔とは違い、会社という組織の力を使わなければ実現できなかったことの多くが、コミュニティの力を使うことで会社に属さなくてもできるようになっているのですから。

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