
こんにちは。アスクの大原です。
失敗をしてしまった時、次にどのような行動を取ればいいのでしょうか。
同じ失敗をしないように気をつける?
それは当然ですが、たぶんそれだと、時間がたってしまったらその失敗を忘れてしまって、同じ失敗をしてしまうのではないでしょうか。それに、それだと他の人が同じ失敗をしてしまうことは防げません。
失敗をしてしまった時は、どのようにその失敗を活かすかということが重要だと私は思うのです。だから、その失敗ができないような仕組みを作ることを考えるべきなのだと思います。
そういう失敗できない仕組みを積み重ねていって、組織のレベルを一つずつ上げていくべきでしょう。せっかく貴重な失敗したのだから、それを個人レベルの反省で終わらせてしまうのは、もったいないと思います。

こんにちは。アスクの大原です。
「当事者意識を持つこと」「意見・要求をきちんと言うこと」に続いて、新人教育の際に、新人君に注意すべき点としてまず伝えることの3つ目です。
失敗を恐れずに積極的に動くこと。
これまで経験したことのないことをするのだから、失敗をしてしまうのは当然のことです。一番いけないのは失敗することではなく、失敗を恐れて何もしないことです。
特に初めて何かをする場合は、失敗を通して学ぶということが多いからです。
新人の時に失敗せずに無難に仕事をこなしていって、責任のある立場になってから大きな失敗をしてしまうくらいなら、新人の時にたくさん失敗して、その失敗から色々と学んでから責任のある立場になってもらった方がいいからです。
まだ新人君の失敗で取り返しのつかない事態になるようなことはなく、新人君がする失敗程度では私でもフォロー可能なことばかりです。だから新人君には「失敗したらフォローするから、失敗を恐れないで、どんどん積極的に仕事に取り組んでいくように」と伝えます。
「新人君にまず伝えること」

こんにちは。アスクの大原です。
落語家の立川談春が笑いあり涙ありの前座生活を描いた「赤めだか」を読んだのですが、この本の中で、弟子に対する指導における立川談志のすごさをこんな風に表していました。
相手の進歩に会わせながら教える。
掛け算しかできない者に高等数学を教えても意味がない、ということに僕は頭ではわかっていても身体が反応しない。教える側がいずれ通る道なのだから今のうちからと伝えることは、教えられる方には決して親切なこととは言い切れない、ということを僕は自分が弟子を持ってみて感じた。混乱するだけなのだ。学ぶ楽しさ、師に誉められる喜びを知ることが第一歩で、気長に待つ、自主性を重んじるなど、お題目はいくらでもつくが、それを実行できる人を名コーチと言うのだろう。
私自身、以前、新入社員の教育担当をした時、このように相手のレベルに合わせて教えるということをせずに失敗した経験があります。
その時は、なぜこの仕事をするのかという意味・背景を細かく説明した方が理解も早まると思い、仕事のやり方を教える時にその付属した情報も合わせて説明していました。しかし、その新入社員は完全に混乱してしまっていて、一向に仕事が覚えられない。情報が多すぎて処理しきれなかったのです。
まずはとにかく仕事のやり方を丸暗記させて、やり方自体をマスターすることに集中させてあげればよかったのだと、後になって気づいた覚えがあります。
この本にあった立川談志のように、その人の進歩に合わせて教えるには、力量を見極める力や待ち続ける忍耐力など様々な力が必要で、簡単なことではありません。でも、それをしなければ、若い人が勝手に育つということはあっても、育てるということはできないでしょうね。
この他にも「人を育てる」という視点で見て、いろいろとヒントになることがたくさん入っている本だったのですが、そういう堅苦しい視点で見なくても、普通に面白い本なので是非読んでみてはいかがでしょうか。