
こんにちは。アスクの大原です。
研修などを通して社員に教育を行う際に、知識や技術を習得させるということはもちろん大事なことなのですが、それだけというのは問題があるのではないかと思います。
仕事の上で必要な知識・技術というものは、その研修の場で教えられた知識・技術だけでなく、その研修だけですべてが身につくというケースはほとんどありません。その他の知識・技術もすべて研修で教えなければならないとなると、膨大な時間とコストがかかってしまいます。当然、仕事をする中で学んだり、自己学習で学ぶということが必要となるでしょう。
なので、研修などの企業が社員に対して行う教育では、知識や技術を習得させると同時に、今後どのように研修で教えたことに関連する知識や技術を学んでいけばいいのかということの指針を提供するということも必要なのではないでしょうか。
「ユニバーサルデザイン的な教育。」でも書いたように、学習に慣れていない人は学習のやり方がわからないということが往々にしてあります。知識・技術だけでなく、学習方法を教えるということにより、そこをフォローすることで研修の効果が大きく変わってくるはずだと思います。
こんにちは。アスクの大原です。
以前、「教えることを教える研修」で少しご紹介した、インストラクター研修を本日行いました。
今日は、来春の新入社員研修で自社の具体的な業務について教える予定の社員の方を対象にした、半日の研修でした。受講者はこれまでまったく講師をした経験がない方ばかりでしたので、インストラクションの技術に入る前に、講師としての基本的な心構えの部分から学んでいただくようなカリキュラムにしました。
今回の研修の簡単な流れとしては、こんな感じでした。
・導入部
研修講師の自己紹介と今回の研修の目的を提示。
・講師スキルチェック
スキルチェック表を使い、どのようなことを意識して、研修に望む必要があるのかを確認。
・トレーナーテクニックの基本
「信頼性」「共感性」「理論性」の3つが重要であることを知っていただく。
(信頼性を得るための3つのポイント etc.)
・実践ロールプレイ・プレビュー
研修の導入部(自己紹介~研修の概要・目的の説明、約2分)を受講者に実践してもらい、ビデオで撮影。
全受講者分が終了後、ビデオを見て、良かった点・悪かった点の指摘を全員で行なう。
今回の研修については、これまで研修講師をやったことがない方を対象としていたので、講師としての細かいインストラクション技術を教えるというよりも、講師として必要なことの「気づき」を与えるということに重点を置きました。
研修の講師をする際に、事前にどのような準備をしたり、どのような心構えでいなければならないかということや、実際の研修の場ではどのようにふるまう必要があるのかというようなことを、今回の研修を通して学んでいただけたのではないかと思います。
研修の最後で、今回の研修でどのようなことを学んだかを受講者全員に振り返っていただいたのですが、その中の一人から『「何を伝えるか」だけでなく「どう伝えるか」ということも考えなくてはいけないということがわかりました』という言葉が出てきました。きちんと研修によって受講者に色々な気づきを与えられたからこそ、この言葉が出てきたのではないかと思います。。
アスクでは、我々自身が講師を行なうのが難しい内容の研修であっても、このような形で企業内研修のサポートなども行なっています。
こんにちは。アスクの大原です。
アスクでは電話応対研修なども行っているのですが、最近の新入社員は電話応対があまり得意でないようだというお話をよく聞きます。
私が学生の時はまだ携帯電話が普及していなかったので、友人に電話をするときは、自宅に電話をするしかありませんでした。そこで友人の親が電話に出ることも当然あって、きちんと接して電話を取り次いでもらうという経験を普通にしていましたが、今の若い人(こんな書き方をすると、とても自分が年寄りな気がしてきました…)は携帯電話で直接友人とすぐに話せてしまうので、大人の人に自分の名前をきちんと名乗るとか、電話取り次いでもらうとかいう経験をほとんどしてきていません。それが電話応対があまり得意でない原因ではないかと思います。
時代が変わっていって、昔の当たり前が今の当たり前ではなくなります。当たり前にできるはずのことができないということは当然起こることなので、きちんと教育を行うことが大事ですね。
とはいうものの、今の若い人が当たり前にできることが、昔の人にはできないということも当然あるので、お互いさまではあるのですが。
こんにちは。アスクの大原です。
最近、歯医者に通っているのですが、最近の歯医者の先生は、どこが悪いかとか、これからどうやって治していくつもりだとか、ものすごく丁寧に説明してくれます。インフォームド・コンセントというものですね。
昔の歯医者さんは、何の説明もなく、ただ治してくれただけだったような気がしますが、やはり、丁寧に説明してくれた方が安心感もありますし、今後の虫歯予防などの役にも立ちますね。
また、少し前なのですが、今年の春にダイドードリンコから、こんな商品が発売されていました。

重曹特集(ダイドードリンコ)
ペットボトルのラベルが、女性誌の目次みたいなデザインになっていて、機能説明がぎっしり書かれています。飲む前にこれだけ情報を詰め込まれたら、すごく身体に利きそうな気がしますよね。
インフォームド・コンセントやこの健康飲料のように、事前にきちんと情報を与えて納得感を持たせてから本題に入っていくというのは、教育の場合でも同じです。研修を行うときも事前に、研修の目標を設定したり、なぜこの研修が必要なのかということを話したりします。
その前段階の情報提供があるのとないとでは、大きく効果が変わってきます。納得感というのはとても大事です。
こんにちは。アスクの大原です。
社内での研修をおこなう際に、社内の人を講師にして研修をおこなうというケースも多いかと思います。当然、社員がその会社の業務に必要なスキルに一番精通しているので、もしかしたらそれが一番理想的な研修講師の姿なのかもしれません。
しかし、社内講師は教えるのを専門としている人ではありませんので、なかなかうまく教えることができないということが多いというのも事実です。
かといって、その会社にだけに特化されたスキルを教える研修は、教える専門家である社外講師であっても、実施するのはなかなか困難です。
そこで、アスクではそういう際には、どのように教えたら良いのか、どのように立ち居ふるまいをすると良いのか、というようなインストラクションスキルを社内講師の方に学んでいただく研修を行います。
来月、あるお客さまでこの研修を行う予定がありますので、実施したら、その内容を少し詳しくこのブログでもご紹介できたらと思います。